現段階における〈反帝国主義・反スターリニズム〉世界革命戦略

〔以下に掲げる文章は、二〇〇八年に私が執筆し、わが探究派の結成とともに、われわれの世界革命戦略としてきたものである。これは、現段階における〈反帝国主義・反スターリニズム〉世界革命戦略をなす、ということができる。この文章は、二〇〇八年に私は…

コロナ危機のもとでの反スターリン主義の再創造(その2)

『コロナ危機の超克』 ( プラズマ現代叢書Ⅱ 松代秀樹 椿原清孝 編著 2020年11月刊行 )

探究派の批判を沈黙でのりきることができず、悲鳴をあげた「革マル派」現指導部

「解放」第2729号に「革マル派」現指導部は「反革命=北井一味を粉砕せよ!」という許しがたい文書を掲載した。これは、彼らが、われわれ探究派の批判にたえきれず、これからのがれたいがためにあげた、悲鳴である。 彼らは、西側帝国主義の手先であるゼレン…

「反革命=北井一味を粉砕せよ!」と悲鳴をあげる「革マル派」現指導部を打倒せよ!

「革マル派」現指導部は、「反革命=北井一味を粉砕せよ!」などと叫びたてた(「解放」最新号=第2729号2022年8月1日付)。 これは、彼ら現指導部の悲鳴である。ロシアのウクライナ侵略をめぐって、彼らが、アメリカやドイツなどの国家権力者にウ…

コロナ危機のもとでの反スターリン主義の再創造(その1)

『コロナ危機との闘い』 (プラズマ現代叢書 Ⅰ 松代秀樹 編著 2020年8月刊行)

加治川の「桑名論文批判」の質の悪さ

加治川の『認識論探究ノート』に「Ⅳ 黒田寛一『社会の弁証法』天然資源の規定について(「探究派」論文批判)」が掲載された。この論文の「はじめに」はつぎのように始まる。 「桑名正雄は「同志加治川は一からやり直さなければならない」というタイトルの文…

ハイタッチ!!

のびた蔓が結びつきました。その時、人間社会では…… 反スターリン主義運動の再創造のために、探究派とともに闘おう!

のびる蔓のたくましさ

蔓同士が絡まり合いながら上にのびる。

地に根をはって

夏野菜がやっと収穫できるようになってきました。 日差しがあると、グッと、つるあり隠元の蔓が伸び、トマトの実が色づき始めました。 トマトの苗から「芽欠き」したものを、大地にさしました。 一週間もすると、その芽は根付いて、もう黄色い花まで咲かせて…

今日の書泉グランデです!

『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 東京神保町にある書泉グランデでは、本書は先週末に売り切れていました。売り切れのため入手できなかった人もいると思いますが、バッチリ補充されています。 今日行ってみると下の写真のように平積みされていました。 …

目次の最後です。

プラズマ現代叢書4 『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 今日は、目次の最後の部分です。p5~7を紹介します。 ・何をえぐりだすべきなのか ・反スターリン主義前衛党組織の労働者的本質の消失 ・賃金労働者の「目的意識」とは?―――疎外労働の内的構造に…

目次のⅡ部です。

プラズマ現代叢書4 『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 プラズマ現代叢書4の表紙絵です。労働運動の巨匠、松崎明と黒田寛一です。 今日は、第Ⅱ部 「松崎明と黒田寛一 その挫折の深層」 「黒田寛一と松崎明、その無念」です。 両者のそばにいた筆者が、両…

目次のⅠ部です。

『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 今日から、本書の目次を紹介します。 全国の取扱店です。他の書店からも注文して下さい。

書泉グランデで好評発売中!!

プラズマ現代叢書 4 『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』松代秀樹編著 神田神保町の書泉グランデは「趣味人専用書店」にリニューアルされていますが、その4階の左奥の一角には、これまで通り、プラズマ出版と創造ブックスの発行書籍が多数展示されていま…

ウクライナ・ロシアの労働者・人民と国際的に連帯してたたかおう!

ロシアのウクライナ侵略弾劾!! 『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』発売中 今日は、本書の「はじめに」です。 はじめに 1 プーチンのロシアは、ウクライナへの軍事侵略にうってでた。 キエフの即刻の制圧の目論見が崩れたプーチンは、シリア人の傭兵をこ…

思想闘争の欠如――――黒田寛一の限界

『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 全国書店で発売中です!! 今日は、Ⅱ部の冒頭ページを紹介します。

ロシア軍によるウクライナ人民の大量虐殺弾劾!!

両者のアプローチの違いは両者の軋みとなって

『松崎明と黒田寛一、その挫折の深層』 全国書店で発売中です!! 今日は、「はじめに」を紹介します。

〝泣く子も黙る鬼の動労〟―――松崎明の苦悩

『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 発売中!! 表紙絵です。ぜひお読み下さい。 今、筆者がよみがえらせる反合理化ストライキ闘争のスローガンをめぐる同盟内論議 一九六五年、松崎が書記長をしていた田端支部を拠点とする動力車労組のたたかい 「助士廃…

『松崎明と黒田寛一 その挫折の深層』 四月二一日発刊!!

全国主要書店で発売中です。どうぞ手に取ってご覧下さい。 筆者松代秀樹は、松崎明と黒田寛一が挫折した根拠に切り込みます。 両者の間に、いったい何があったのかということを今日的に追跡し、そこから教訓をつかみとり、それを現在に生かそうとする渾身の…

「理論家」復活?――窮途末路の「革マル派」指導部

『新世紀』三一八号に掲載された「二二春季賃金闘争の高揚をかちとるために」という論文は、「2.6労働者怒りの総決起集会 革マル派連帯挨拶」とされている。この論文の筆者が「革マル派代表」として演壇に登場したのであろう。ところが、というべきか、当…

ロシア帝国主義の侵略に抗するウクライナ労働者・人民とは無縁な「革マル派」 (「解放」第2708号2022.3.7 一面論文批判)

ウクライナ労働者・人民に「ゼネスト」を号令する「革マル派」現指導部 「解放」第2708号一面論文は次のように述べている。――「そして侵略軍にたいするレジスタンスを果敢にたたかうウクライナの労働者人民よ! プーチンの狙いはウクライナのロシアへの併呑…

革命的マルクス主義の立場を放擲した者たちの末路

「日本反スターリン主義運動は、一九五六年十月に勃発したハンガリー革命を契機として、ソ連が反マルクス主義の虚偽の「社会主義」国家でしかないことを完膚無きまでに暴きだし、以来スターリン主義の超克と真の共産主義運動の創造のためにたたかってきたの…

ここまで来たか、「共産党」!

二月二四日に、プーチンのロシアが〝ドンバス人民の庇護〟を名分とし、ウクライナの「非武装化と中立化」を要求して、ウクライナへの軍事侵略を開始して以降、いわゆる「国際社会」はロシア・プーチンの非難で覆われている。だが、プーチン・ロシアのこの蛮…

ロシア帝国主義によるウクライナ侵略を弾劾しよう! ~ かつてともに闘った遠方のあなたへ ~

プーチンのロシアの戦車はすでに、ウクライナの首都キエフに進行し、ウクライナの首都を制圧しつつある。ロシア外務省は、「抵抗しなければ交渉の余地がある」などと降伏勧告を発表した。他方、ウクライナ大統領は市民に火炎瓶で抵抗するよう呼びかけている…

プーチン政権によるウクライナへの軍事侵略に対する「連合」事務局長談話を弾劾する!

2022年2月24日、プーチンのロシア軍は、ウクライナに軍事侵略を開始した。この領土拡大のための帝国主義的蛮行に対して、われわれは弾劾する! プーチン政権の反労働者的なウクライナへの軍事侵略に対して、「連合」指導部は即座に事務局長談話をホーム…

ロシア・プーチン政権によるウクライナ軍事侵略をゆるすな!

プーチン政権は、2月24日に、首都キエフ、オデッサ、リビウの軍事施設をミサイルによって爆撃し侵略を開始した。ウクライナ東部地域、北の隣国ベラルーシ、そして南のクリミア半島から地上軍を侵攻させた、という報道もなされている。 プーチン政権は、ロシ…

(寄稿) 短歌

読者からの短歌です。 戦争の悲劇伝えた「ひまわり」の大地を戦車で踏みにじるのか 轟轟と火砲放つ戦車群 「ひまわり」のメロディーかき消されて 教室で銃を教えるゼレンスキー ナショナリズム煽りて守るものは 何 モスクワに反戦叫ぶ千人の声 わずかな声よ…

ここにつらぬかれているもの

JR総連元役員の四茂野修は次のように書いた。 「事故の起きた原因を究明し、再び同じ事故を起こさない働き方を、労働者が自らの手で追究すること」、「そこには、自然と人間との物質代謝を媒介する人間労働を、資本の命令という枠組みから解き放ち、自らつ…

労働者階級を階級的に組織する労働運動の再創造を——JR総連元役員四茂野修の誤謬は何か

JR総連元役員四茂野修が最後の仕事として自己に課したのは、松崎明の評伝を仕上げることであった。だが、彼は、それが松崎明に背くことであることを自覚せずに、その本のあとがきの最後に次のように書いたのであった。 「「責任追及から原因究明へ」は、労…