プロレタリア的聖人君子づくり主義の克服

私は、反スタ運動を担う者や党員になる者は、一切のブルジョア的汚物を除去し、なんの欠陥もない人間にならなければならないのだ、というイメージをかつてから抱いていた。それは、黒田寛一の書物や「解放」を読んだり、「革マル派」の者から話を聞いたりし…

イタリアの同志たちからの通信・その2 ——第二回ミラノ国際会議について(連載最終回)

2、階級闘争の主体的推進をめぐって そして今回のミラノ国際会議にあたり、われわれは各国の同志たちに向けて<階級闘争の主体的推進>のために共に闘うことを呼びかけた。このことをあえて強調したのは、各国の団体がそれぞれ寄せた論文が、ロシア・ウクラ…

イタリアの同志たちからの通信  第二回ミラノ国際会議について(連載その4)

本年2月17日・18日の二日間にわたってイタリア・ミラノで開催された「国際主義者会議」に関して、これまで本ブログでは、わが探究派の寄稿した論文、集会参加者へのメッセージ、そして会場で提案されたアピール文を掲載してきた。今回は連載の締めくく…

2024年・第二回ミラノ国際主義者会議から全世界の革命的左翼に向けたアピール文 (連載その3)

以下に掲載するのは、2024年2月17日・18日両日にわたってイタリア・ミラノで開催された「国際主義者会議」の締めくくりに実行委員会が提起したアピール文である。 わが探究派もまたこれに賛同し、署名した。 文末にあるように、次回会合の開催は1…

プロレタリアートの階級的力を創造し強化するために、全世界の革命的左翼は自らの組織実践を教訓化し普遍化していこう! ——第二回ミラノ国際会議について(連載その2)

以下に掲載するのは、イタリア・ミラノで開催された第二回「国際主義者会議」出席者に向けたわれわれ革共同・探究派のメッセージを邦訳したものである。 今回は現地に赴くことができなかったため、私が以下の文章を英語で読み上げてその動画を実行委員会に送…

革命的左翼の現在的任務——破産したスターリン主義をのりこえるために 第二回ミラノ国際会議について(連載その1)

2024年2月17日・18日の二日間にわたり、イタリア・ミラノ市内にて第二回の「国際主義者会議」が開催された。今回の議題は「列強間の闘争における決定的なポイント:ウクライナから台湾、アフリカから中東まで:労働者階級としての対応のために」で…

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』第3論文を紹介します。

「仮象について」 の冒頭頁を紹介します。 皆さん、ぜひ手に取って、活字でお読みください! 笹山登美子いわく「民族や民族的対立は、非存在ではなく、仮象実在(シャイン)として存在しているのだ」 彼女は、ドイツ語のシャイン(Schein)を「仮象実…

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』第2論文を紹介します。

「おのれの心の空洞に棲まう民族の基礎付け ―笹山登美子のロッタ・コムニスタ批判」 の冒頭頁を紹介します。 皆様、ぜひ手に取ってお読みください! 「革マル派」中央官僚は、イタリアの共産主義者組織ロッタ・コムニスタへの反論にのりだしたのだが・・・。

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』の第一論文です。

今日は第一論文です。 「仏さん—「解放」2024年新年号」 みなさん、手に取って読んでください! プーチンと習近平に切りかかっている二人はだれ?雲の上に乗った二人は、卑弥呼と日本武尊か?革マル派中央官僚の意識と下意識が、この漫画に見事に露出し…

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』(松代秀樹著)の目次です!

2024年2月8日より全国の主要書店から発売されました!! 目次の2ページ分を紹介します! 革マル派は死んだ われわれが創造しつつあるプロレタリアのマグマが これだ! 本書に主体的に対決されんことを願っています。

『革マル派の死滅』(プラズマ出版)

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』(松代秀樹著) 「はじめに」を紹介します。 ぜひ、書店で手に取ってお読みください。

全国主要書店で一斉発売!!

2024年2月8日(木) 『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』発売!! 松代秀樹著『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』が、2月8日に、全国主要書店で一斉に発売されました。 みなさん、読んでください!

2月8日、全国書店で『革マル派の死滅』販売を開始します!

JRC(人文・社会科学書流通センター)を通して、全国の書店で販売します。

コソコソ・スタイルの克服

私は木材加工業の職場において、労働組合を強化する闘いを、わが同志たちと論議しながら推し進めてきた。この闘いによってわれわれは、職場に左翼フラクションをつくりだし、そのメンバーを強化することをつうじてわが党の細胞を創造する道を切り拓いてきた…

内部思想闘争の現実を打開するための論議について

私は、二人の同志のあいだでの思想闘争がうまくいっていない、と思い、これを打開するための文章を書いた。この文章をめぐって先輩同志から指摘をうけて論議した。この論議をとおして私がつかみとったものを、ここにまとめたい、と思う。 私が最初に書いた文…

労働者の階級的組織化のための一考察 (その2)

3.袋小路で…… とはいえ、条件の面から見ればそれは自明ですらある。なんとなれば、彼のような労働者としての当然の感覚を活かすべき方途が、彼にとっては存在してこなかったからこそ、なのだ。 彼のこれまでの労働者としての経験のなかでは、同様の、いや…

労働者の階級的組織化のための一考察(その1)

1.管理者のような口をきく…?2.ヤッパリ労働者は労働者!(以上、本日)3.袋小路で…4.労働者階級のど真ん中で闘おう! 1.管理者のような口をきく‥? およそ一年前、私は職場で石松さんという労働者と出会った。再雇用で働く彼は実直な労働者である…

ミラノ国際会議報告集、そして「革マル派」の虚言について一言

先日の投稿でお知らせしたように、イタリアの同志たちによって編集・発行された小冊子が、われわれのもとに届いた。これは、今年七月にイタリア・ミラノ市内で開催された国際会議「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」の報告集である。この…

私の職場闘争の総括——夕食会での私の立ち振る舞いについて

職場の労働者仲間たちでの「夕食会」を私が呼びかけておこなった。自分が実践したこのことの総括を、教訓としてまとめたい。 この夕食会での私の立ち振る舞いについて、組織会議で先輩の同志から批判された。「この夕食会であなたがこの場をこわすような行動…

国際会議「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」の報告集など――ミラノから届きました。

Appeal from the meeting of the internationalist forces 15-16 July,2023 今年の7月15~16日、イタリアのミラノで開催された国際会議の報告集が、124頁にわたる冊子におさめられて、探究派に送られてきました。 他に Inter Nationalism No,57 Lotta…

イスラエル・ネタニヤフ政権による軍事攻撃反対! パレスチナ人民虐殺を許すな!

全ての労働者・人民は一切の民族主義的・宗派的分断を越え、同じ被支配階級としての国際的団結を創造しよう!パレスチナ・イスラエル全域でのプロレタリア的解放のために共に闘おう! (1) ガザ地区に侵攻しているイスラエル国防軍(IDF)は、11月1…

国際資料:ロッタ・コムニスタ論文「世界秩序の危機と中東における戦争」(その2・完)

(承前) 世界秩序の危機は進行し、緊張が高まりつつあり、そして紛争の温床が再び過熱しつつある。ハマスによる南イスラエルへのテロ襲撃とイスラエル軍のガザでの反撃は、地域規模に広がる可能性のある紛争の引き金を引いた。ガザでの戦争が、イスラエルと…

国際資料:ロッタ・コムニスタ論文「世界秩序の危機と中東における戦争」(その1)

【訳者解題】 10月7日、パレスチナ・ガザ地区を拠点とする武装勢力ハマスがイスラエルに対する大規模な越境攻撃に打って出たこと、そしてこれに報復する形でイスラエル・ネタニヤフ政権が今まさにガザ地区住民に対する凄惨なジェノサイドを進めていること…

〔本ブログへの寄稿  こんな通信文が送られてきたので、掲載します。 編集部〕

革マル派のみなさまへ―解放2793号「ロッタコムニスタからのメッセージ」但し書きについての感想 ※「解放」編集局に送ろうかとも考えたのですが、日の目を見ることなく終わりそうな気がするので、探求派の諸兄にブログへの掲載を検討してもらうことにしました…

統一戦線をどう構築するか?「ボルデイガと統一戦線戦術」

『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争論の開拓』 探究派は、この国際会議に招聘されることによって、ロッタ・コムニスタをはじめとする世界各地の国際主義者の皆さんとの出会いました。 本日紹介する山尾さんは、 イタリアの階級闘争に分け入ってボルデイガ…

全国の書店から注文ができます。

『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争論の開拓』です。 ウクライナと東アジアでの東西帝国主義陣営の激突を根底から覆すために万国のプロレタリアは、みずからを階級として組織しよう! 主な販売書店を紹介します。 お住まいの地域からも書店を通じてお申…

『国際主義の貫徹』を団結の力によってつくりだそう!!

イタリア・ミラノの「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」国際会議に、本年4月、探究派はメッセージを提出しました。 本日は、その内容を紹介します。(P27~35) 2023年11月1日

トップ論文ーーかちとられたイタリア・ミラノでの共産主義者の国際会議

国際会議の議題は「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリア―トの対応」である。 この国際会議は、イタリアの左翼諸団体が呼びかけたもので、世界各地から25団体が参加した。招聘された革共同探究派は、他団体と同様に事前に論文を提出した上で、2023…

目次を発表します。『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争論の開拓』

『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争の開拓』の紹介 今日は、目次です。 次のような内容です。ぜひお読み下さい。 2023年10月30日

Let us fight together for the development of proletarian internationalism!

シリーズで本書の内容を紹介していきます。 本日は、p9~10の「はじめに」です。 2023年10月29日