2023-01-01から1年間の記事一覧
3.袋小路で…… とはいえ、条件の面から見ればそれは自明ですらある。なんとなれば、彼のような労働者としての当然の感覚を活かすべき方途が、彼にとっては存在してこなかったからこそ、なのだ。 彼のこれまでの労働者としての経験のなかでは、同様の、いや…
1.管理者のような口をきく…?2.ヤッパリ労働者は労働者!(以上、本日)3.袋小路で…4.労働者階級のど真ん中で闘おう! 1.管理者のような口をきく‥? およそ一年前、私は職場で石松さんという労働者と出会った。再雇用で働く彼は実直な労働者である…
先日の投稿でお知らせしたように、イタリアの同志たちによって編集・発行された小冊子が、われわれのもとに届いた。これは、今年七月にイタリア・ミラノ市内で開催された国際会議「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」の報告集である。この…
職場の労働者仲間たちでの「夕食会」を私が呼びかけておこなった。自分が実践したこのことの総括を、教訓としてまとめたい。 この夕食会での私の立ち振る舞いについて、組織会議で先輩の同志から批判された。「この夕食会であなたがこの場をこわすような行動…
Appeal from the meeting of the internationalist forces 15-16 July,2023 今年の7月15~16日、イタリアのミラノで開催された国際会議の報告集が、124頁にわたる冊子におさめられて、探究派に送られてきました。 他に Inter Nationalism No,57 Lotta…
全ての労働者・人民は一切の民族主義的・宗派的分断を越え、同じ被支配階級としての国際的団結を創造しよう!パレスチナ・イスラエル全域でのプロレタリア的解放のために共に闘おう! (1) ガザ地区に侵攻しているイスラエル国防軍(IDF)は、11月1…
(承前) 世界秩序の危機は進行し、緊張が高まりつつあり、そして紛争の温床が再び過熱しつつある。ハマスによる南イスラエルへのテロ襲撃とイスラエル軍のガザでの反撃は、地域規模に広がる可能性のある紛争の引き金を引いた。ガザでの戦争が、イスラエルと…
【訳者解題】 10月7日、パレスチナ・ガザ地区を拠点とする武装勢力ハマスがイスラエルに対する大規模な越境攻撃に打って出たこと、そしてこれに報復する形でイスラエル・ネタニヤフ政権が今まさにガザ地区住民に対する凄惨なジェノサイドを進めていること…
革マル派のみなさまへ―解放2793号「ロッタコムニスタからのメッセージ」但し書きについての感想 ※「解放」編集局に送ろうかとも考えたのですが、日の目を見ることなく終わりそうな気がするので、探求派の諸兄にブログへの掲載を検討してもらうことにしました…
『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争論の開拓』 探究派は、この国際会議に招聘されることによって、ロッタ・コムニスタをはじめとする世界各地の国際主義者の皆さんとの出会いました。 本日紹介する山尾さんは、 イタリアの階級闘争に分け入ってボルデイガ…
『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争論の開拓』です。 ウクライナと東アジアでの東西帝国主義陣営の激突を根底から覆すために万国のプロレタリアは、みずからを階級として組織しよう! 主な販売書店を紹介します。 お住まいの地域からも書店を通じてお申…
イタリア・ミラノの「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」国際会議に、本年4月、探究派はメッセージを提出しました。 本日は、その内容を紹介します。(P27~35) 2023年11月1日
国際会議の議題は「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリア―トの対応」である。 この国際会議は、イタリアの左翼諸団体が呼びかけたもので、世界各地から25団体が参加した。招聘された革共同探究派は、他団体と同様に事前に論文を提出した上で、2023…
『国際主義の貫徹 プロレタリア階級闘争の開拓』の紹介 今日は、目次です。 次のような内容です。ぜひお読み下さい。 2023年10月30日
シリーズで本書の内容を紹介していきます。 本日は、p9~10の「はじめに」です。 2023年10月29日
ナショナリズムを超える拠点は何か! 『国際主義の貫徹』を発売中!! 東西の帝国主義の激突を労働者階級の国際連帯の力で打ち破ろう!!下の絵は、本書の扉に挿入されている絵です。ご存じでしょうか? 1918年、ロシアの兵士とドイツの兵士が交歓してい…
プラズマ現代叢書の第6巻です。表紙絵はイタリアの労働者階級の闘いとそごう・西武労働組合のストライキ闘争です。それぞれのの熱き闘いを色鉛筆で手描きしました。ウクライナと中東、東アジアでの東西帝国陣営の激突を根底から覆すために万国のプロレタリア…
プラズマ現代叢書の第6巻です。 『ナショナリズムの超克』に続く、探究派からの心からのアピールです!イタリアで開催された国際会議に探究派の春木代表は、プロレタリア・インターナショナリズムにもとづく論議を牽引しました。また、プロレタリア階級闘争…
八代さんへ ○○工業地帯のど真ん中で闘い続ける八代さんとお会いし、労働運動上の直面する諸問題などについてお話を聞かせていただいて二ヶ月になりました。その際にいただいた文書(以下「八代文書」とします)について探究派として組織的に論議したことに基…
最近の私は、北井さんのブログで晩年のKKを中心に他方面にわたって批判的検討が行われているのを読んで、KKの著作を読む気持をほとんど失っていました。かつてあれほど尊敬し、一生懸命学んできたKKの衰退を感じることが辛かったのです。 そういう私ですが、…
『解放』2781号によれば、「国際反戦集会」に連帯メッセージを寄せてきたのは今回わずか13の団体・個人にとどまった。プーチン政権によるウクライナ侵攻前の2021年・第59回集会には23もの団体・個人から連絡があったのに比すればこれは大幅な…
(1) ボルディガのコミンテルンへの面従腹背 1921年1月リヴォルノで開かれたイタリア社会党(PSI)第17回大会において、ボルディガらの棄権派、グラムシらのオルディネ・ヌオーヴォ派および最大限綱領派(マッシマリスタ)左派は党を割り、イタリア共産党…
On July 16, the internationalist meeting in Milan "The crisis of the imperialist world order and the answer of the proletariat" held a second round with a 15-minute reply from each organisation. The following is the transcript of the speec…
すでに報じてきた通り、7月15日と16日の2日間にわたって国際会議「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」が開催された。会合の2日目は、初日になされた各団体の報告および事前に寄稿された論文について、出席者それぞれが意見表明する…
On 15 and 16 July, an international conference was organised in Milan, Italy, on the theme "The Crisis of the Imperialist World Order and the Response of the Proletariat". The following is the transcript of the speech given by comrade Ryo …
ウクライナ戦争が問う思想問題とは 本書は、マルクスの「労働者は祖国をもたない」というプロレタリア・インターナショナリズムを21世紀現代世界に貫徹するための探究の書です。 今、あらゆるナショナリズムを超克することが問われています。 全世界の労働者…
革命的左翼の連帯を強化し、東・西帝国主義ブロック間の軍事的抗争を打ち破ろう! 今月15日・16日の2日間にわたり、イタリア・ミラノ市内のとある労働者クラブを会場にして、「帝国主義的世界秩序の危機とプロレタリアートの対応」(The Crisis in the …
当地では、30℃を超える真夏日が続いています。 そんな早朝、小さな畑で収穫しました。 サニーレタス、ツルムラサキ、大葉、インゲン、ピーマン、なす、キュウリ、トマト、オクラなど・・・。 どれがどれだかおわかりですか? 見なれない野菜があるかもしれ…
プラズマ現代叢書5 『ナショナリズムの超克』の内容を紹介します。 目次です。 Ⅰ 東西帝国主義の軍事的抗争を根底から打ち破るために ウクライナのプロレタリア階級闘争の壊滅を突破するために 松代秀樹 「ローザ主義者」さんへの手紙 栗山由仁 レーニン「…
『ナショナリズムの超克』 ウクライナ戦争はわれわれに何を問うているのか。 ナショナリズムを超える途はどこにあるのか。 この問題を根底から問いかけ掘り下げた渾身の諸論文です。