ロシア・プーチン政権によるウクライナ軍事侵略をゆるすな!

 プーチン政権は、2月24日に、首都キエフオデッサ、リビウの軍事施設をミサイルによって爆撃し侵略を開始した。ウクライナ東部地域、北の隣国ベラルーシ、そして南のクリミア半島から地上軍を侵攻させた、という報道もなされている。
 プーチン政権は、ロシア系住民の保護のために、と称して、ウクライナ・ゼレンスキー政権が米欧帝国主義と結託しておしすすめるウクライナNATO加盟を阻止するために、ゼレンスキー政権を打倒することを狙って侵略したのである。他方、米欧帝国主義権力者は、このゼレンスキー政権を軍事的に援助することなどの軍事的対抗を強めるとともに、このロシアに種々の制裁措置をとり、その措置を強化することを画策している。
 ウクライナの労働者・人民によびかける。ロシア・プーチン政権による軍事侵略を阻止するために、団結して闘おう! ウクライナ民族主義をのりこえ、階級的に団結しよう! ロシアの労働者・人民と国際的に連帯してたたかおう!
 ロシアの労働者・人民に訴える。自国のプーチン政権によるウクライナへの軍事侵略を阻止するために、ウクライナの、そして全世界の労働者・人民と連帯して闘おう!
 われわれは、日本の労働者・人民に呼びかける。帝国主義的な対抗措置をとろうとしている岸田政権を許すな!
 日本共産党は次のように声明を出した。ロシアの行動は「ウクライナの主権と領土を侵し、国連憲章国際法をふみにじるまぎれもない侵略行為」である、「国際社会がロシアのウクライナ侵略反対の一点で団結し、侵略をやめさせることをよびかける」、と。だが、国際社会なるものに団結をよびかける、などというのは、日本国家の権力者の立場にたって、米欧日の諸国家の権力者たちに一致した対応をとることをお願いする、というものなのである。彼ら共産党は、労働者階級の立場に立ってインターナショナルな反戦闘争を呼びかける、ということとは無縁である。
 このような既成指導部をゆるさず、日本の労働者・人民は、ウクライナ、ロシア、そして全世界の労働者・人民と国際的に連帯し、反戦闘争をたたかおう!