地に根をはって

 夏野菜がやっと収穫できるようになってきました。

日差しがあると、グッと、つるあり隠元の蔓が伸び、トマトの実が色づき始めました。

 トマトの苗から「芽欠き」したものを、大地にさしました。

一週間もすると、その芽は根付いて、もう黄色い花まで咲かせています。



 トマトの欠かれた芽は、新しい地で一本の苗になったのです。

それまでとは違って、チャンスをえて、場を変え、新たな命を誕生させました。

欠かれた芽のように、へこたれず自立する生命力に学びたいものです。

枯れないぞ、根付くぞ―――――見せろ、ど根性!