2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第2回 何が問題なのか——<連載>松代秀樹「反スターリン主義前衛党組織の労働者的本質の消失」

反スターリン主義前衛党組織の労働者的本質の消失 二 何が問題なのか 一九九〇年代初頭のわが労働者組織のつくりかえの闘いのゆがみは、「賃プロ魂注入主義」あるいは「「資本との対決」主義」というように規定されてきた。だが、このように規定していいのか…

反スターリン主義前衛党組織の労働者的本質の消失 第1回 革マル派組織建設の破産の経緯とその全貌

〔松代秀樹執筆の「反スターリン主義前衛党組織の労働者的本質の消失」という論文を連載します。——編集部〕 反スターリン主義前衛党組織の労働者的本質の消失 一 革マル派組織建設の破産の経緯とその全貌 一九九〇年代初頭のわが労働者組織のたてなおしの闘…

堂々と平積みされています。―――― 書泉グランデ4Fにおいて

続々と反スターリン主義文献を刊行しています。 『コロナ危機との闘い』『コロナ危機の超克』『脱炭素と資本論』 『自然破壊と人間』『コロナ危機これとどう闘うか』 『決断の根底』『バイト学生と下層労働者の「資本論」』が平積みされています。 七冊が堂…

バイトの労働とは?

〔1〕はじめまして 〔2〕バイトの労働とは? 〔3〕バイトをやっているときに上司の目が気にならないだろうか? 〔4)仕事が速くやれるようになるとどうなるか? …… というように、筆者は、労働者の仲間に話しかける文体で書いています。 筆者が自らスマホで…

上司のパワハラ――――この上司の個人的特性だけにもとづくのではない。

『バイト学生と下層労働者の「資本論」』 発売一〇日がすぎ、全国の店頭販売の取扱店が増大中です。 今日は、冒頭の「はじめに」を紹介します。 はじめに いたましい。 トヨタの販売店の三八歳の男性の労働者が、パワハラをうけ、うつ病となって、二〇一九年…

私があなたの職場の労働者であったならば!

トヨタの販売店の三八歳の男性労働者が、上司からパワハラをうけ、他の社員の前で一時間以上叱責されたこと――――うつ病になって自死した――――ことを、みなさんが知ったときにどうしますか?筆者は、この職場の労働者であったならばと考えます。そして、何をな…

『バイト学生と下層労働者の「資本論」』(野原 拓 著)

12月10日、全国の書店で発売します。 筆者がパート労働者として介護現場で働きながら自分自身をみつめます。 彼は、自分の体験と重ね合わせて『資本論』を語ります。 バイトをしているみなさん、パート労働をしているみなさん! 低賃金で働いているみなさん……

「われわれはE2、E2uを解明しなければならない」と考える発想を変革しなければならない

われわれは、「われわれはE2、E2uを解明しなければならない」と考える発想を変革しなければならない。ここにいう、E2とは、わが党が党としてうちだす党の闘争=組織戦術の記号的表現であり、E2uとは、わが党員が組合員として提起する組合の運動=組…