2024-01-01から1年間の記事一覧

河村たかし名古屋市長の「祖国のために命を捨てるのは高度な道徳的行為」発言を弾劾する

河村たかし名古屋市長(彼は日本保守党の共同代表でもある)が4月22日の定例記者会見で、「祖国のために命を捨てるのは道徳的行為」と発言したことが、朝日新聞デジタルで報じられた。ウクライナ戦争とイスラエルによるガザ侵攻をひきあいにだしているので、…

「控えめな同盟国」からの脱却:岸田訪米と独占ブルジョアジーの新たなナショナリズム

日本国首相・岸田文雄は4月8日から14日までアメリカを公式訪問し、アメリカ大統領バイデンとの会談において、「日米両国がかつてなく強固な友好・信頼関係に基づくグローバルなパートナーとなっていること」を確認した。日本国首相が国賓待遇でアメリカを訪…

プロレタリア的聖人君子づくり主義の克服

私は、反スタ運動を担う者や党員になる者は、一切のブルジョア的汚物を除去し、なんの欠陥もない人間にならなければならないのだ、というイメージをかつてから抱いていた。それは、黒田寛一の書物や「解放」を読んだり、「革マル派」の者から話を聞いたりし…

イタリアの同志たちからの通信・その2 ——第二回ミラノ国際会議について(連載最終回)

2、階級闘争の主体的推進をめぐって そして今回のミラノ国際会議にあたり、われわれは各国の同志たちに向けて<階級闘争の主体的推進>のために共に闘うことを呼びかけた。このことをあえて強調したのは、各国の団体がそれぞれ寄せた論文が、ロシア・ウクラ…

イタリアの同志たちからの通信  第二回ミラノ国際会議について(連載その4)

本年2月17日・18日の二日間にわたってイタリア・ミラノで開催された「国際主義者会議」に関して、これまで本ブログでは、わが探究派の寄稿した論文、集会参加者へのメッセージ、そして会場で提案されたアピール文を掲載してきた。今回は連載の締めくく…

2024年・第二回ミラノ国際主義者会議から全世界の革命的左翼に向けたアピール文 (連載その3)

以下に掲載するのは、2024年2月17日・18日両日にわたってイタリア・ミラノで開催された「国際主義者会議」の締めくくりに実行委員会が提起したアピール文である。 わが探究派もまたこれに賛同し、署名した。 文末にあるように、次回会合の開催は1…

プロレタリアートの階級的力を創造し強化するために、全世界の革命的左翼は自らの組織実践を教訓化し普遍化していこう! ——第二回ミラノ国際会議について(連載その2)

以下に掲載するのは、イタリア・ミラノで開催された第二回「国際主義者会議」出席者に向けたわれわれ革共同・探究派のメッセージを邦訳したものである。 今回は現地に赴くことができなかったため、私が以下の文章を英語で読み上げてその動画を実行委員会に送…

革命的左翼の現在的任務——破産したスターリン主義をのりこえるために 第二回ミラノ国際会議について(連載その1)

2024年2月17日・18日の二日間にわたり、イタリア・ミラノ市内にて第二回の「国際主義者会議」が開催された。今回の議題は「列強間の闘争における決定的なポイント:ウクライナから台湾、アフリカから中東まで:労働者階級としての対応のために」で…

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』第3論文を紹介します。

「仮象について」 の冒頭頁を紹介します。 皆さん、ぜひ手に取って、活字でお読みください! 笹山登美子いわく「民族や民族的対立は、非存在ではなく、仮象実在(シャイン)として存在しているのだ」 彼女は、ドイツ語のシャイン(Schein)を「仮象実…

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』第2論文を紹介します。

「おのれの心の空洞に棲まう民族の基礎付け ―笹山登美子のロッタ・コムニスタ批判」 の冒頭頁を紹介します。 皆様、ぜひ手に取ってお読みください! 「革マル派」中央官僚は、イタリアの共産主義者組織ロッタ・コムニスタへの反論にのりだしたのだが・・・。

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』の第一論文です。

今日は第一論文です。 「仏さん—「解放」2024年新年号」 みなさん、手に取って読んでください! プーチンと習近平に切りかかっている二人はだれ?雲の上に乗った二人は、卑弥呼と日本武尊か?革マル派中央官僚の意識と下意識が、この漫画に見事に露出し…

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』(松代秀樹著)の目次です!

2024年2月8日より全国の主要書店から発売されました!! 目次の2ページ分を紹介します! 革マル派は死んだ われわれが創造しつつあるプロレタリアのマグマが これだ! 本書に主体的に対決されんことを願っています。

『革マル派の死滅』(プラズマ出版)

『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』(松代秀樹著) 「はじめに」を紹介します。 ぜひ、書店で手に取ってお読みください。

全国主要書店で一斉発売!!

2024年2月8日(木) 『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』発売!! 松代秀樹著『革マル派の死滅 熱き黒田寛一を蘇らせよう』が、2月8日に、全国主要書店で一斉に発売されました。 みなさん、読んでください!

2月8日、全国書店で『革マル派の死滅』販売を開始します!

JRC(人文・社会科学書流通センター)を通して、全国の書店で販売します。

コソコソ・スタイルの克服

私は木材加工業の職場において、労働組合を強化する闘いを、わが同志たちと論議しながら推し進めてきた。この闘いによってわれわれは、職場に左翼フラクションをつくりだし、そのメンバーを強化することをつうじてわが党の細胞を創造する道を切り拓いてきた…

内部思想闘争の現実を打開するための論議について

私は、二人の同志のあいだでの思想闘争がうまくいっていない、と思い、これを打開するための文章を書いた。この文章をめぐって先輩同志から指摘をうけて論議した。この論議をとおして私がつかみとったものを、ここにまとめたい、と思う。 私が最初に書いた文…