『解放』２７８１号によれば、「国際反戦集会」に連帯メッセージを寄せてきたのは今回わずか１３の団体・個人にとどまった。プーチン政権によるウクライナ侵攻前の２０２１年・第５９回集会には２３もの団体・個人から連絡があったのに比すればこれは大幅な激減であり、また、いつもはメッセージを寄せてくる英国の「革命的マルクス主義者」グループの名が、今回は見当たらない。内容面でも、「革マル派」英語版ホームページに掲載されている文章を見る限り、その多くは単なる儀礼的なあいさつ以上のものではないことがわかる。例外は、比較的長い文章を送りつけてきたＦＬＴＩとロッタ・コムニスタで、前者は「ゼレンスキーおよびキエフにいる帝国主義者の手先の指揮下では侵略者を撃退できない」などと述べて集会実行委員会の意向からの大胆な逸脱ぶりをあらわにしているし、後者は「革マル派」に対する痛烈な批判を浴びせている。およそ、「本集会の圧倒的高揚」を呼び起こすにはあまりにもお寒い国際交流ではないか。
集会の報告記事そのものもまた、きわめて異例である。第一に、海外の団体・個人からのメッセージは、ウクライナの『コモンズ』編集部およびロシアのボリス・カガルリツキィ氏からのものに限って、報告記事そのものの中で長々と引用・紹介されている。第二に、例年はなかった次のような注記が二頁目にこっそり添えられてある——「海外からのメッセージはすべてホームページに掲載しましたので、ご参照ください」、と。これは、彼ら「革マル派」中央官僚が去年ロッタ・コムニスタのメッセージを恣意的に切り刻んだことについてわれわれに暴露されてしまったので、防衛的に対応したというべきか。否、それ以上に、連帯メッセージ全てを例年のように『解放』最終頁で連載したくない、という官僚たちの正直な表明であるとも読める。
いずれにせよ、今年の国際反戦集会には「革マル派」組織全体の意気消沈ぶりが透けて見える。昨年は、ウクライナの祖国防衛主義団体「ソツィアルニー・ルフ」からメッセージをもらって、「労働者が武器を取る権利」云々を唱和して盛り上がっていれば、それで下部メンバーを固めることができた。しかしその結果、今年は、「革マル派」がただの排外主義集団でありゼレンスキー政権応援団でしかないことを世界中の団体に見破られて、“国際連帯”をでっちあげるのも難しくなってしまったのだ。無論このことは、ミラノでの国際主義者の会議から自ら逃亡した時点ですでに「革マル派」官僚ら自身もわかっていただろうが。
彼らの姑息ぶりからして、今後『解放』紙上でロッタ・コムニスタからの批判文書が日本語に訳されて完全な形で公表される見込みは、限りなく低い。それならばわれわれが、率先して紹介の労をとらなければならない。なぜならそれは、「革マル派」に対する痛打であるにとどまらず、わが日本の労働者階級が真に対決する問題を誠実に提起した文書だからである。以下、「革マル派」英語版ホームページ（http://www.jrcl.org/english/e-AG2023.html#msg）を典拠にして、ロッタ・コムニスタの文章を無断で翻訳し掲載する。なお、訳者の力量不足により、原文の真意を十分に反映し得ていない訳文も散見されるかと思う。読者諸氏のご批判をお願いする次第である。
（２０２３年８月１４日 春木良）
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第６１回国際反戦集会へ、国際主義者の挨拶を送る！
ウクライナでの一年以上にわたる帝国主義戦争は、それぞれ前線に送り込んだウクライナ人労働者たちおよびその兄弟たるロシア人労働者たちとの双方を、無意味で反動的な相互殺戮へと追いやってきた。われわれ全ての国際主義的連帯は、ウクライナの労働者たち、およびロシアの労働者たちに対して向けられなければならない。ロシアでもウクライナでも労働者は徴兵を強いられ、大ロシア排外主義あるいは小ウクライナ防衛主義の民族主義的イデオロギーによって、互いに撃ち合うように駆り立てられている。戦闘への参加を拒否したり、あるいはこの戦闘を「戦争」というその正しい名で呼ぶだけでも、彼ら労働者たちは逮捕される。ここヨーロッパでは、こうした事柄はよく知られている。ウクライナ軍は脱走兵を逮捕するし、ロシアの侵略軍も同様だ。そして、ロシア兵もウクライナ兵も自分たちの将校を殴るという、いわゆる「事件」がある。これらはよく知られている事柄だ。今までに、何千人ものロシアやウクライナの労働者が家族や子供を連れて私たちの街へと避難してきた。彼らは歓迎されている！同志諸君、今の時代のあらゆる戦争が労働者たちに仕向けられたものであることを、我々は知っている。わが国際労働者階級の観点からして、搾取者に対する被搾取者階級の戦争以外は、いかなる戦争も正当化されえない。
この数ヶ月間にわたり、ロシアの労働者たちとウクライナの労働者たちは、わずか数キロの土地を求めて自らを消耗し、彼らの生命は大国間の駆け引きの材料となってきた。「祖国」を守るのがウクライナのオリガルヒどもでないことは明白だ。連中はキエフで、西側の同盟国から到着する札束を数えながら心地よい椅子にふんぞりかえっているが、その間に「彼らの」労働者たちは前線で死んでいる。ウクライナの労働者たちは、帝国主義者の民主主義を防衛するために列強によって武装させられ、「己の」ウクライナ奴隷商人やヨーロッパの奴隷商人が自分たちを搾取する——今はもうロシアの奴隷商人によって搾取されるのではない——状態を明日回復させその権利を守るよう、ウクライナ国家によって扇動されている。だがそれにしても、どの奴隷主が——大ロシア帝国主義の奴隷主か、それとも列強が背後にいるウクライナの下級奴隷主か——明日搾取するのかを決める権利のためだけに、国防の名の下に労働者を虐殺するとは、何たる体制であろうか！
共産主義者は、いかなる戦争も野蛮な行為であると考える。しかし共産主義者は、戦争から解放された無階級社会に到達するために、被抑圧者が抑圧者に対抗する内戦には正当性があることを認識している。日本でもよく知られている経験、すなわち第二次世界大戦中のイタリアのレジスタンスもまた、その一例であるに相違ない。
何よりもまず、イタリアのレジスタンスだけでなく、ヨーロッパのすべての国でレジスタンス運動があった。例えば、ドイツにおいてナチズムに抵抗した労働者のレジスタンスは知られているはずだ。イタリアでは、わがロッタ・コムニスタの創設者たち——当時、未だレーニン主義的な党を持たない若き労働者らだった——が、イタリアのファシスト国家およびナチの軍隊に対して抵抗するレジスタンスに参加した。工場への襲撃に直面したからには、非合法活動に身を投じる以外に選択肢はなかったのだ。プロレタリア革命が実現せず、またレジスタンスにおいてスターリン主義が反革命的役割を演じたことからして、労働者たちの闘争の経験は、国際的な帝国主義戦争の影に隠れてしまった。レジスタンスは——アッリゴ・チェルヴェットが書いたように——「ヤルタの囚人」だったのであり、旧ヨーロッパがアメリカ、イギリス、ロシアの戦勝帝国主義間で分裂させられた状態を越え出るものではなかった。戦後、ロッタ・コムニスタを創設することとなった労働者パルチザンの若い世代がこの経験から受け取り、そして党の遺産として後続の世代へと伝えたのは、次のように明確な警告である——「もう二度と他人の道具になるな！」。日本の同志たちよ、これがレジスタンスの主たる教訓だったのだ！
占領者に対する軍事的闘争の問題は、決して狭量な観点において提起されたのではなかった。チェルヴェットは、ボルディーガとの論争の中で次のように書いている。「労働者たちが、ナチ・ファシズムに反抗して闘っている諸勢力すべてと同盟すべきではなかった、などと答えることができるのは、イタリアの状況を孤立化させて、すなわち「抽象的に」受け取っているような、現実から遊離した教条主義者だけである。闘争においては、生か死かを左右する理由が同盟関係を規定する。だが「国民的団結」政策とはおそらく〔……〕アメリカ、イギリス、ソ連の間での同盟の帰結ではなかったのか？この政策が手段として与えられたその時、目的は何だったのだろうか？「国民的団結」とは果たして革命的戦術が告げたように、プロレタリア運動を闘争の只中で武装させ強化し発展させることで、旧来の社会勢力を暴力的な衝撃で投げ飛ばし、新しい秩序を告知するものだったのだろうか？事実はその反対を示しており、そういった「手段」は資本制的な構造と国家とを保存し維持し回復させ、旧支配階級を浮揚させるという「目的」にしか奉仕しなかったのだ」。ここに、名だたるイタリア・レジスタンスからの教訓があるのだ。今日、ウクライナのいわゆるレジスタンスを無批判に支持する人々の間では、この重要な教訓について一言も語られていない。この教訓は、われわれをして大いに熟考させるものではないのだろうか？
同志諸君、ロシア帝国主義による攻撃を、恐れることなく共に弾劾しよう！そしてわれわれは共に、反動的なウクライナ祖国の防衛を弾劾し、労働者に敵対する諸勢力によって掌握された国民的団結なるものを共に弾劾しよう。労働者は祖国をもたない！労働者が守らなければならないのはただ彼ら自身の階級のみであり、労働者が国家の境界線を守ってはならない。われわれの連帯はすべて、ロシア、ヨーロッパ、アメリカそれぞれの帝国主義者ならびにウクライナ民族主義によって攻撃されているウクライナの労働者たちに向けられている。列強間の代理戦争において、プロレタリアは暴行される側なのであり、世界の帝国主義が真の侵略者なのである。このことを理解しない者は、あたかも中世におけるが如く未だ「領土」に固執する、反動家である。これに対してわれわれの「目的」は革命であり、決して抵抗なのではない。われわれこのことを、ヨーロッパでもアジアでもよく知っているはずだ。
事実、ヨーロッパにおいてはウクライナの民族問題が列強の手に握られてしまっている一方、アジアにおいても帝国主義の略奪者たちが台湾問題を掌握するべく準備している。日本の、そしてヨーロッパの革命家にとって、今後数年間が決定的となるだろう。中国を、アメリカと日本の帝国主義列強に攻撃されている国であり、自国を防衛する「権利」があると見なす者がいる。そしてまた、台湾の人民にはやはり自己決定の「権利」があると考える者がいる。いずれの小理屈も、新旧の権力者が容易に意のままにできるものだろう。同志諸君、これらの厄介な問題に関して労働者たちを導き必要な明瞭さへともたらすことが、我々の任務である。労働者に祖国はない！
われわれは日本のプロレタリアートに呼びかける。今こそ日本帝国主義の再軍備とアジアにおける侵略戦争に反対し、日本ナショナリズムに反対し、日本の「祖国防衛」に反対する時である。日本、中国、台湾のプロレタリアたちは、それぞれ自己の政府に反対して団結しよう。日本人民の団結で、自衛隊を打倒しよう！日本の民族ブルジョアジーに反対するプロレタリアートの闘争万歳！同志諸君、アジアにおける日本帝国主義の侵略戦争において、日本の共産主義者は誰であれ、日本のブルジョア体制を打倒するために、自国の敗北を望むであろう。
アジアの略奪者は再び完全武装している。中国帝国主義は空母を進水させ海峡を哨戒しながら、その影響力と資本をペルシャ湾に向けて、新しいシルクロードに沿って放っている。旧来の日本帝国主義とインドの新興勢力は、アジアで第二次世界大戦が勃発した際の石油供給の重要性について再考している。韓国もまた、日本の政治的議論を反映して、核兵器について考えている。ブルジョアどもが戦争について考えているのなら、プロレタリアは革命について考えなくてはならず、レジスタンスをためらってはならない。われわれには、獲得すべき広大な世界があり、失うのは鉄鎖のみである。迷いを断ち切ろう！
労働者階級が存在するところ、そこには不可避的に階級闘争が存在する。ストライキは資本主義の「自然な」現象である。このことを実証したのは旧い諸勢力におけるストライキであり、それらは過去数十年に比べると、多くの場合は大規模でも集中的でもなく、また一般化されてもいない防衛的ストライキではあるが、それでもなおこれは、組織化されなければならない階級的エネルギーが存在することの明白な兆候でもある。この階級的エネルギーは今や、新しい諸勢力において行われる報復的なストライキが実証しているのであり、これを阻止することはいかなる政府によっても不可能である——どれほど完全な形態の帝国主義的民主制であれ、中国であれ。日本の同志たち、諸君は中国における階級闘争の状況について一次情報を持っている。ストライキの統計に関するレーニン主義的な文献が膨大にある。前衛党は、フランス、イギリス、日本においてなすのと同様に中国においてもストライキを分析し数値化しなければならず、科学的リアリズムをもって労働者階級のエネルギーを測定し、彼らを訓練しなければならない。
労働者階級は今や、全ての大陸をその奥地まで包み込み、一切の国境を越えている。賃金労働者は、世界の活動人口の大多数を占めている。「人民」（people）という言葉は、革命的マルクス主義者の語彙の中で、日に日に意味を失いつつある。反動ブルジョアジーの時代、帝国主義の段階にあっては、「労働者は祖国をもたない」！同志諸君、古い「民族問題」（national issue）などはシュレッダーにかけてしまおう。民族問題は今や、われわれが帝国主義者と闘うためにそれを利用するよりも、帝国主義者がわれわれを分裂させるためにそれを利用する方がずっと役立っているのだ。今世紀が提起する問題に対し、一緒に答えを出そうではないか。まさか、これから西暦三千年にわたってまで国際主義者は民族の「権利」を守らなければならない、などと書いてある箇所がどこかにあるのか？それは無意味である。毎年４０００万の、事によっては５０００万の農民が農村を離れて都市プロレタリアとなり、そのうち４〜５００万人が国境を越え、政治的・経済的難民、他国への移民、低賃金労働者となっている。アメリカ、ヨーロッパ、日本、そして最近では中国の帝国主義ブルジョアジーは、資本主義の大規模な発展によって労働市場へと投入されたこれらの新しいエネルギーを獲得すべく、次のような二つのやり方で互いに競っている。すなわち、（１）安価な移民労働者を大都市へと輸入することによって、そして（２）発展途上国や新興国に資本を輸出することによって。これらの何度も試行されたシステムはいずれも、資本主義的搾取の基盤を拡大することを前提としている。
中国はすでに新興市場へと資本を輸出し始めているが、その国家が大陸的な規模であることからして、国内移民の持分からまだ搾取することができる。しかしながら、帝国主義の社会に典型的な人口動態の冬がやがて訪れ、おそらくは一人っ子政策によって拍車をかけられて、北京もついにアジアやアフリカから若い労働力を輸入せざるを得なくなる。南方地域ではすでにそうなっているように、その時までに時間はさほどかからない。中国においては、私的資本と国家資本とが大規模に集中しており、また銀行資本と産業資本とが金融上で集中している。この資本集中は、かつて旧勢力によって支配されていた世界市場を分割するために、莫大な量の資本を輸出しているのだ。中国は、経済的、政治的、軍事的手段によって世界を争奪している新たな帝国主義大国である。帝国主義のこの激動こそが、世界秩序を危機に陥れているのであり、そして７月１５日と１６日にミラノで国際主義勢力の会議を招集させたのである。この会議には、諸君ら革共同・革マル派もまた文書の形式において参加した。ミラノでの国際会議を報じた会報は、まもなく日本の同志全てに送り届けられるであろう。
移民の存在は、その国が帝国主義であることを保証する太鼓判となってきた。旧来の産業的システムと福祉システムでは、移民たちが没落しないよう適度に持ちこたえさせる必要があるのだが、しかし帝国主義政府は、新参者たちが飢餓相当の賃金のために新たな奴隷制度に従うよう強制しなくてはならない。同時に帝国主義政府は、財産によって貪欲になった高齢の有権者、あるいは大都市の豪奢な社会習俗のせいで困窮している高齢の有権者を、「法と秩序」、人種差別そして宗教的偏見といったキャンペーンによって安心させなければならない。ヨーロッパの文明諸国は、毎年数十万人ものの入国を法的に認めながら、少なくともそれと同数の不法ルートからの入国を見込んでもいる。その一方で、彼らはアフリカのブルジョワ取り巻きどもに金を払って、警棒や犬や有刺鉄線で移民の流れを「コントロール」させ、女性や子供を地中海で溺れさせたり、砂漠に押し戻して渇きで死なせたりしている。そしてまた世界で最も閉鎖的な帝国主義のひとつである日本は、ヴェトナムをはじめアジアから労働力を輸入する以外にない。議会内会派は右も左も、高齢者の介護や街の清掃、トマトの収穫をさせるために「移民たちを望んでいる」。だが、移民たちが安んじて暮らし、休暇と個人の権利を妨げられることのない世界を思い描き続けることは「望んでいない」。旧勢力は移民を選別したいのだ。まさしくここに、わが兄弟の移民たちに対するＥＵの帝国主義政策がある。
国際主義者たる日本の同志たちよ、あらゆる人種主義・あらゆる民族的偏見に反対する闘いで団結しよう。労働者は祖国をもたない！
プロレタリア国際主義万歳！偏狭で卑小なナショナリズムを打ち倒そう！
ロッタ・コムニスタ
https://www.edizionilottacomunista.com
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Lotta Comunista
Lotta Comunista: to the 61° International Anti-War Assembly, Japan:
Internationalists greetings to the 61st International Anti-War Assembly!
For more than a year the imperialist war in Ukraine has been massacring the Ukrainian workers and their Russian working brothers sent to both fronts in a senseless and reactionary slaughter. All our internationalist solidarity must go to the Ukrainian workers and the Russian workers. In Russia and Ukraine workers are forced to conscript and are driven by the nationalist ideologies of big Russian chauvinism and small Ukrainian defensivism to shoot each other, and they are arrested if they refuse to fight or even if they call this "war" by its name. Here in Europe, these things are well known. The Ukrainian military arrests the deserters and so do the Russian invasion forces. And then there are the so-called “incidents,” when both Russian and Ukrainian soldiers hit their officers. These are well known things. By now, thousands of Russian and Ukrainian workers who have fled, with their families and children, find refuge in our cities. They are welcome! We know, comrades, all the wars of our age are against the workers. No war is justified from the point of view of our international working class, except the war of the exploited classes against the exploiters.
For months, Russian workers and Ukrainian workers have been consuming themselves for a few kilometers of land and their lives have become a bargaining chip between the great powers. It is certainly not the Ukrainian oligarchs who defend the "fatherland": they sit comfortably in Kiev counting the money arriving from the Western allies, while "their" workers die at the front, armed by the powers to defend the democracy of the imperialists, and incited by the Ukrainian state to defend the right to return tomorrow to be exploited by "their" Ukrainian slavers, and by European ones, and not already by Russian slavers. But what a system is this that slaughters workers in the name of national defense only to decide which of the slaveholders - the big Russian imperialist slaveholder or the petty powers-backed Ukrainian slaveholder - will exploit them tomorrow!
Communists consider any war an act of barbarism, but they recognize the legitimacy of civil wars of the oppressed against their oppressors, to arrive at a classless society liberated from war. Even the Italian Resistance during the Second World War, a well-known experience in Japan, must be an example.
First of all, there was not only the Italian Resistance, but there was a resistance movement in all European countries. The workers' Resistance against Nazism in Germany, for example, must be known. In Italy, the founders of Lotta Comunista - then young workers without the Leninist party - participated in the Resistance against the Italian fascist state and against the Nazi military forces. There was no other choice, faced with the raids in the factories, than to give oneself over to illegality. Without proletarian revolution, and given the counter-revolutionary role of Stalinism in the Resistance, that experience of that workers' struggle was overshadowed by the international imperialist war. The Resistance - Arrigo Cervetto would write - was "prisoner of Yalta" and it did not go beyond the division of old Europe between the victorious imperialisms, American, English and Russian. The young generation of worker partisans who would found Lotta Comunista after the war emerged from that experience with a clear warning, passed on to subsequent generations in the party heritage: "never again an instrument in the hands of others"! Japanese comrades, this was the main lesson of the Resistance!
The problem of the military struggle against the occupier was certainly not posed in narrow terms. Cervetto will write it, in controversy with Bordiga: «/Taken in isolation, i.e. "abstractly", the Italian situation, only a doctrinaire out of touch with reality can answer that the workers should not have allied themselves with all those forces fighting against Nazi-fascism. In the struggle there are reasons of life and death that determine alliances. But perhaps the policy of "national unity" ... was not the result of the alliance between the United States, England and the USSR? And then, given this policy as a means, what was the purpose? Was it perhaps, as the revolutionary tactic would have advised, to arm, strengthen, develop the proletarian movement in the struggle in order to then throw overboard those old social forces with a violent jolt that ushered in a new order? The facts have shown the opposite, they have shown that the "means" only served the "purpose" of conserving, preserving and restoring the capitalist structure and state, to bring the old ruling class afloat/". Here is a lesson from the famous Italian Resistance. Today among uncritical supporters of the so-called Ukrainian resistance not a word is said about this important lesson. And that doesn't make us think?
Comrades, let us fearlessly denounce Russian imperialist aggression together! And let us together denounce the defense of the reactionary Ukrainian homeland, the national unity seized by the powers against the workers. The workers have no country! The workers must not defend the borders of nations, but only their own class. All our solidarity goes to the Ukrainian workers attacked by the Russian, European and American imperialists and by Ukrainian nationalism. In proxy wars between powers, the proletarians are the assaulted and world imperialism is the real aggressor. Anyone who doesn't understand this is a reactionary who still defends "the territories" as in the Middle Ages. Our “purpose”, on the other hand, is revolution and certainly not resistance. But we know this well, both in Europe and in Asia.
In fact, while in Europe the Ukrainian national question is seized by the powers, also in Asia the imperialist marauders are preparing to seize the Taiwan question. The next few years will be decisive for the Japanese and European revolutionaries. There are those who will see China as a country attacked by the imperialist powers, American and Japanese, with the “right” to defend itself; and there are those who will think that the people of Taiwan have the “right” to self-determination after all. Both sophisms will be easily grasped by powers old and new. Comrades, it is our task to guide the workers on these thorny issues and to bring about the necessary clarity. The workers have no country!
We appeal to the Japanese proletariat: it is time to oppose the rearmament of Japanese imperialism and its aggressive warfare in Asia, against Japanese nationalism, against Japanese "defence of the fatherland"; for the unity of the Japanese, Chinese and Taiwanese proletarians against their own governments. Down with the unity of the Japanese people with the Japan Self-Defense Forces and long live the struggle of the Japanese proletariat against its national bourgeoisie! Comrades, in the war of aggression of Japanese imperialism in Asia, every Japanese communist will wish for the defeat of his country in order to overthrow its bourgeois regime.
Asian raiders rearm to the teeth. Chinese imperialism launches its aircraft carriers and patrols the Straits while projecting its influence and its capital towards the Persian Gulf, along the new Silk Roads. The old Japanese imperialism and the young Indian power rethink the importance of oil supplies in the outbreak of the Second World War in Asia. South Korea is also mirrored in the Japanese political debate and thinks of nuclear weapons. If the bourgeois are thinking of war, the proletarians must think of revolution and certainly not stop himself at resistance. We have a vast world to conquer and only our shackles to lose. Let's break the hesitations!
Where there is a working class, inevitably there is class struggle. The strike is a "natural" phenomenon of capitalism. This is demonstrated by the strikes in the old powers, often less extensive, intensive and generalized defensive strikes than in recent decades, but also unequivocal signs that class energies exist and must be organised. This is demonstrated by the vindicatory strikes in the new powers, which no government and no more or less perfect form of imperialist democracy can prevent, not even China. Japanese comrades, you have first-hand information on the situation of class struggles in China. There is an extensive Leninist literature on strike statistics. In China, as in France, Great Britain and Japan, the vanguard party must analyze and quantify the strikes and accustom the working class to measure their energies with scientific realism.
The working class now deeply embraces all continents and crosses all borders. Salaried workers are the majority of the world's active population. The word "people" is losing more and more meaning every day in the vocabulary of revolutionary Marxists. In the era of the reactionary bourgeoisie, in the imperialist phase, "the workers have no country"! Comrades, let's shred the old national issues, now more useful for the imperialists to divide us than for us to fight them! Let us answer together the questions of our century: Where is it written that the internationalists of the third millennium still have to defend the "rights" of nations? It's senseless. Every year 40, perhaps 50 million peasants leave the countryside to become urban proletarians and, among these, 4 or 5 million cross national borders becoming political and economic refugees, immigrants in other countries, low-wage workers. The imperialist bourgeoisies of America, Europe and Japan, and increasingly also of China, compete in two ways for these new energies thrown into the labor market by the extensive development of capitalism: 1) by importing cheap immigrant labor into the metropolises, and 2) by exporting capital to developing and emerging countries. Both of these well-tried systems presuppose an enlargement of the basis of capitalist exploitation.
China has already started exporting capital to emerging markets, but it can still exploit a quota of internal migrants due to the continental dimension of its state, yet it is still not long before the demographic winter typical of imperialist societies, and perhaps aggravated by the one-child policy, will finally force Beijing too to import a young workforce from Asia and Africa, as is already the case in its southern regions. In China, there are large concentrations of private and state capital, financial concentrations of banking and industrial capital that export significant amounts of capital to divide the world market once dominated by the old powers. China is a new imperialist power contending for the world by economic, political and military means. It is this imperialist upheaval that has thrown the world order into crisis and called together, on 15 and 16 July, the meeting of the internationalist forces in Milan in which you too, JRCL-RMF, participated in written form. The Milan International Bulletin will soon be sent to all Japanese comrades.
Immigration has become a social hallmark of imperialism. The industrial and welfare systems of the old powers need immigrants to stay afloat, but the imperialist governments must subject the newcomers to the new slavery for starvation wages and, at the same time, they must reassure their elderly voters, made greedy by property and impoverished by the opulent social mores of the metropolis, with campaigns of "law and order", racism and religious prejudices. The civilized countries of Europe decree hundreds of thousands of entries every year, counting on at least as many entries through illegal routes, and in the meantime they pay their African bourgeois cronies to "control" the migratory flows with batons, dogs and barbed wires, letting women and children drown in the Mediterranean or pushing them back into the desert to die of thirst. And so also Japan, one of the most closed imperialisms in the world, has to import workforce from Vietnam and Asia. The parliamentary parties of the right and left "want immigrants" to care for the elderly, clean the cities and pick tomatoes, but "they don't want immigration" to rest assured and continue to dream undisturbed of a world of holidays and individual rights. The old powers want to select immigrants. Here is the imperialist policy of the European Union against our immigrant brothers.
Comrade Japanese internationalists, let us unite in the fight against all racisms and against all national prejudices. The workers have no country!
Long live proletarian internationalism! Down with narrow-minded and petty nationalism!
