「メタモルフォーゼ」をめぐる黒田寛一への書簡をめぐって

同志黒田の無謬神話の超克を!

今日も、二つの佐久間論文の冒頭1頁を紹介しましょう。

p126~の佐久間論文とp139~の唯圓の寄稿文についての佐久間論文です。

 佐久間置太と唯圓は、黒田寛一にそれぞれ手紙を出し、「メタモルフォーゼ」についての見解を求めていました。

 彼らからの提起に対する黒田寛一の対応の意味を明らかにします。と同時に、黒田没後に出版されている「黒田寛一著作集」編集委員会が露わにした現在的な問題を鋭く掘り下げています。

 じっくり検討して下さい。

 

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『社会観の探究』『社会の弁証法』の〔40〕「……労働過程は………人間と自然との質料転換の一般的な条件」と規定しているところです。この「質料転換」にルビがふられています。
それが、よく耳にした「メタモルフォーゼ」なのですが、筆者・佐久間は20数年前にそれは間違いだと指摘してきたのです。ご存じでしたか?

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