「革マル派」崩壊の足音がきこえる  

  「解放」二七三九号において白嶺聖は、わずか数号前の座談会でのD発言を公然と否定してみせた。
 錯乱の座談会を丸ごと否定したということじゃないか。
今回は椿原さんを没理論家の夜郎自大と規定するために北井氏を持ち上げてみせた。
 どこぞの宗教団体(統一教会)貼りの「二歳児以下の精神異常者」扱いをしていた北井氏に対して、元革共同○○地方委員会の指導者であり、かつ「余人をもって代えがたい理論家」であったと。
 ある哲学徒によれば「気ちがいに精神異常者と言われることは、否定の否定弁証法的論理からすれば褒め言葉と受け取っておこうよ」と先を見越した賢人の言。
 編集局はおろか「革マル派」中央指導部自身が白嶺聖に発言させたことは組織崩壊の象徴だ。
ところで白嶺聖はかつて松代秀樹に肖って自分のペンネームを付けたのであろう。「人のあらさがし」と「ケチ付け」をもっぱらこととする乞食根性を発揮することによって今日の地位を獲得し、今や絶頂の時を迎えたかのようではある。夜郎自大とは俺のことかと我が身に問うてみよ。
 しかし、その直後、椿原さんの「革共同第四次分裂」勝利宣言に驚天動地。
 遅れてきた白嶺聖にも「革マル派」崩壊と「解放」廃刊の責任を取ってもらおうじゃないか。

(二〇二二年一〇月一一日 足音聞太)