「解放」最新号の紙面には「反革命=北井一味」という語は一つもない。いったい何が?

 「解放」最新号(第2730号)の紙面には、「反革命=北井一味」という語も、わが探究派をさす言葉もまったくない。このようなことがらにかんすることは、一切でてこない。これでは、こんなポンタ(本多延嘉)ばりの規定をひっこめた、ということではないか。われわれの的確で猛烈なイデオロギー的=組織的反撃のまえに、彼ら「革マル派」現指導部は、敗北を認めた、ということではないか。
 われわれを「反革命」とか「権力の狗」とかとなじるのは、何の根拠もないでっち上げの言いがかりであった。それは、世界革命戦略上・運動=組織路線上・組織建設路線上のすべての分野にわたってのわれわれの批判からみずからが逃げまわってきたことをおおい隠すための言辞だったのである。
 彼らがこの「解放」最新号で沈黙したのは、われわれが上のことを徹底的にあばきだし批判したことに彼らが恐怖したからである。
 彼らの自己保身を許すな!
 堕落し腐敗し自己保身に走る現指導部を打倒しよう!
 下部組織成員は、彼らに従ってきたおのれを根底からひっくりかえし、革命的マルクス主義者たらんとして自己を変革する主体となろう!
 腐敗した現指導部のもとにある「革マル派」組織を革命的に解体=止揚するためにたたかいぬこう!
       (2022年8月5日   松代秀樹)